目標
1)予備的実験その他
1-1)CO2 →CH3SH
1-2)CH3SH→ CH3COOH
1-3)CH3COOH →ピルビン酸
1-4)TCAサイクルにおけるHisとCysの触媒効率
2)C2からC5の非酵素代謝中心の提示
2-1)アセテート→ピルビン酸
2-2)ピルビン酸→オキザロ酢酸
2-3)オキザロ酢酸→リンゴ酸
2-4)リンゴ酸→フマル酸
2-5)フマル酸→コハク酸
2-6)コハク酸→α-ケトグルタル酸
3)生物学的構成要素の生成
3-1)ピルビン酸→アラニン、リボース
3-2)オキザロ酢酸→アスパラギン酸→アミノ酸類、ピリミジン
3-3)コハク酸→ピロール
3-4)α-ケトグルタル酸(C5)→グルタミン酸→アミノ酸類
私たちは、生命の構成要素が地球において、どのような化学的プロセスを通して生み出されたのかを研究しています。冥王代における地球化学的な「システム」を理解するため、始原的代謝分子の前生物学的合成実験を行い、システム化学の観点から分析を行っています。特に、地質学と地球化学の研究者が密接に協力し、冥王代における環境条件に焦点を当てています。
紫外線による原始代謝の実験