第7回 東京工業大学 地球生命研究所 国際シンポジウム一般講演会を、以下の通り開催します。
タイトル:太陽系探査の最前線 ~新たな出会いを求めて~
日時 : 2019年1月8日(火)19:00~20:30 (開場18:30)
会場 : 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館ディジタル多目的ホール
(東急大井町線・目黒線 大岡山駅から徒歩3分)
主催:東京工業大学 地球生命研究所
講演者・演題:
関根康人(東京工業大学 地球生命研究所)
「太陽系に生命を探す」
リンダ・T・エルキンス・タントン(NASA/アリゾナ州立大学)
「NASA サイキ・ミッション:金属の世界への旅」
参加費:無料【事前申込制・先着250名】
言語:日英同時通訳
参加登録 :http://elsi20190108.peatix.com
お問い合わせ先:pr@elsi.jp
講演1
タイトル:太陽系に生命を探す
概要:宇宙に生命を宿す星はあるのでしょうか?この誰もが考える疑問に答えが出るかもしれません。太陽系を探る探査機は、地球以外にも海や大気を持つ天体を見つけています。火星ではかつての湖だった泥の上を探査車が走り回り、土星を周る氷衛星では、内部から噴き出す海水を周回機がサンプリングしています。本講演では、これらの宇宙における生命に迫る最新研究を紹介します。
講演者:関根康人
略歴:1978年東京都生まれ。2001年3月東京大学卒業。2006年3月東京大学大学院、博士課程を修了。東京大学助教(2006-2011年)、講師(2011-2014年)、准教授(2014-2018年)を経て、東京工業大学教授(現職)。
講演2
タイトル:NASA サイキ・ミッション:金属の世界への旅
概要:人類は、常に「探検」に駆り立てられてきました。太陽系に我々が訪れたことのない天体は多くありません。我々は岩石から成り立つ惑星や、氷に覆われた衛星、そして巨大ガス惑星を訪れてきました。しかし我々はいまだ、「金属の世界」にたどり着いていません。NASAのサイキ・ミッションは、我々が小惑星「16 Psyche」(サイキ)にたどり着いたとき、その最初の一歩となるでしょう。本講演では、サイキについて知られていること、仮説として唱えられていることについて紹介するとともに、我々がこのミッションをどのように前進させてきているかについて論じます。
講演者:リンダ・T・エルキンス・タントン
略歴:NASAサイキ・ミッションの主任研究者。アリゾナ州立大学地球宇宙探査学部長ならびに「惑星間構想(Interplanetary Initiative)」ディレクター。協同的問題解決とクリティカルシンキングをトレーニング、測定する技術系企業「ビーグル・ラーニング」の共同創業者。MITで学士号、修士号、博士号を取得。
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