Tomoaki Matsuura

氏 名

松浦 友亮

役 職

主任研究者(副所長、教授)

専門分野

生物工学、生体関連化学、合成生物学、生物物理学

E-mail

matsuura_tomoaki_at_elsi.jp

Home Page

https://members.elsi.jp/~matsuura_tomoaki/

Google Scholar Profile

https://scholar.google.com/citations?hl=ja&user=UCpLbHYAAAAJ&view_op=list_works&sortby=pubdate

 

受賞歴

  • 2016年 第52回 日本生物工学会研究奨励賞(斎藤賞)「セルフリータンパク質合成系を用いた進化分子工学技術の開発」
  • 2015年度 第4回 大阪大学総長奨励賞(研究部門)
  • 2014年度 第3回 大阪大学総長奨励賞(研究部門)
  • 2009年度 酵素工学研究会奨励賞「無細胞翻訳系を利用したタンパク質の機能改変に関する研究」

 

研究概要

学問の発展により、細胞を構成する部品のほとんどが明らかになってきました。そこで、この部品を元に細胞を再構成できないか?という挑戦が始まっています。生きている細胞はどのようにすれば創り出せるのでしょうか?その答えは創ってみないとわかりません。
我々の研究グループでは、細胞を構成する部品を用いて様々な分子システムを創ることを目指しています。最終的には、自立的に複製する細胞を創り、そのレシピを明らかにしたいと考えています(理学)。同時に、社会実装可能な様々な分子システムを細胞を構成する部品を用いて創ることを目指しています。これにより既存の細胞や生物にはできない分子システムが開発できると考えています(工学)。生物学だけでなく化学、物理学、計算科学などの知識を総動員して「細胞を創る」研究と「ものづくり」研究に取り組んでいます。

キーワード:人工細胞、無細胞タンパク質合成系、進化分子工学、膜タンパク質、リポソーム