America to Japan - my mistakes
Blog No.94
Author: Stephanie Wendler
私のアメリカから日本への引っ越しを手伝ってくれた人や、話を聞いた人は、私の素晴らしい采配能力、引っ越しへの積極的な態度、または引っ越しを遂行する際の忍耐力を褒めてくれる。私も大方その通りだと思う。この引っ越しは決して簡単ではない偉業だ。私は自分と、何も考えていない教授、そして2匹の猫を洗足池の新しい家に移すことに成功した。この引っ越しにあたっては、 自分自身で以下のような障害を克服した。
・夫(ELSIの研究者)のビザとは完全に別に日本就労ビザを取得する。これがあれば、日本到着時にフルタイムで働ける。
・ビザ取得のスポンサーとなってくれる適切な職場を東京で見つけ、楽しく働く。
・以前のアパートを空にして、自分で掃除する。恋人は会議に出席するため、すでに1ヶ月前に日本に引っ越してしまった。
・処分するにはもったいない車やその他の品を、オレゴン州から両親の家があるイリノイ州まで運ぶ。1人だけの36時間のドライブだった。
・日本の厳しい検疫手続きを経て2匹のネコを動引っ越しさせるため、重箱の隅をつつくような細かい詳細な手続きをする。それにはワクチン接種、複数の獣医検査、両国の政府の書類承認、6ヶ月間の待機、ストレスのたまった猫、私のために面倒なことをやってくれるペットムーバーの雇用、そしておよそ3,000ドルの支払い。
・持っていきたいものすべてを2つのスーツケースに詰め込む。これはうまくいかなかった。そこで策を思いついた:「身に着けることができれば、持っていける」。この策により、成田に到着したのは8月半ばであったが、私は2足のスウェットパンツ、2枚のセーター、そして2着のコートを着ていた。スーツケースの重さがぴったり120lbsであったことは言うまでもない。
いろいろあったが、すべてなんとか克服できた。しかし、私は3つの重要な失敗をしてしまった。同じ失敗を繰り返さないよう、皆さんにその失敗を共有したいと思う。
セールスマンが何と言おうと、必要となる前に家賃の前金を払う必要はない。急いではいけない。私は1ヵ月間自分で生活しなければならないと思っていたため、シェアハウスに約200ドルの前金を払うという失敗をした。しかし、ELSIの素晴らしいスタッフのおかげで、私の恋人が東京工業大学国際交流館をシングルで予約していたものを2名の予約に変更することができたため、シェアハウスは不要になった。前金は払い戻しができない。私がセールストークに屈したせいで、問題が解決する約36時間前にお金を投げ捨ててしまった。旅行手配をするときは、お金を払う前に何が必要なのかをしっかりと確かめることだ。
チューハイはおいしいが、缶はベッドの上では(日本のクローゼットのようなホテルの部屋では、ベッドだけが体を伸ばすことができる場所だ)バランスを崩すし、高価なラップトップのそばに置くと大変な事になる。好きな飲み物を飲みながら、寝そべってテレビゲームをしたりインターネットに投稿したりするのはとても魅力なことは十分理解している。しかし、安定して置ける場所がないときは、蓋が付いた容器にしなければならない。この失敗で私は300ドル払い、2か月間コンピュータを奪われた。
日本に住むことはエキサイティングで素晴らしいことだ!勧められたことは、すべて試してみることをお勧めする。ただし、大きな買い物をする前にはよくよく考えてほしい。私の具体的な経験は、「ベッドか布団か」の議論だ。私の恋人は布団派だった:安くて簡単に移動できる。クローゼットに入れてしまえば布団は部屋からなくなり、その部屋を他の目的のために使うことさえできる!私はその考えに屈し、布団を何枚か買った。しかし布団は、私たちが日本人ではないことを教えてくれた。私たちは朝ベッドメーキングをしない、まして布団を折りたたんで押し入れに入れるなんていうことはしない。その結果、何週間も布団が敷いたままになっていた。 その結果2〜3週間おきに布団の下に巨大な湿った斑点を発見し、それらを乾かすのに2〜3時間の雑用をしなければならない。最終的には、私たちはあまりにも怠慢または多忙のため、布団の良さを利用することもなかった。私たちの寝室の床は非常に硬く、痛みで目を覚まさずに寝ることができるには、3枚~4枚の布団が必要だった。乾かす手間、片付ける暇を考えると、言うまでもなく高い買い物になってしまった。先週私自身の誕生日プレゼントとして私たちのベッドを買った。一緒に押し込まれた2つのシングルベッドは、私たちが今まで寝るのに慣れていたキングサイズのベッドと同じくらいの大きさだ。この失敗が$ 1200。
私の日本引越し体験談の概要はこんなところだ。これらが、みなさんにとって有益な教訓になることを願う!