ELSI on the ski slopes
Blog No.91
Author: Maxim Ballmer and Matthieu Laneuville
今年3月初旬に、98年の冬季オリンピック開催地である白馬へグループスキー旅行に行った。 総勢8名のうち、6名がELSI研究員だった。東京から長野県へ新幹線とバスを使って行った。到着したときには予報よりも天気がはるかに良く、安心した。天気予報は「晴れ」と「雨」を行ったり来たりしていたが、東京を出発するときは冬というよりは春のような天候だった。
しかし、翌朝、美しい斜面を見下ろし、青い空の下で素敵な眺めに身を投じていると、気になる天気のことは完全に忘れてしまった。ヨーロッパやアメリカから来た私たちにとって、スキーのレンタルが簡単にできるのには驚いた。バインディングを自分で調整して、どのスキーがどのペアのものかを確かめれば、スロープを楽しむ準備は万端!
私たちはウォームアップとして簡単な「グリーン」コースから始めることにした。ところが、これが赤だった!これ以上の良い目覚まし方法はなかっただろう。マップの正しい方向を確認し私たちはやっと「本当の」スタートの準備ができた!その後、小さなグループに分かれ、スキー場を思い思いに滑走した。日本のスキー場はゲレンデ(Gelände)と呼ばれ、スキー場で使われる言葉の多くがリーゼンスラローム(Riesenslalom)やヒュッテンツァウバー(Hüttenzauber)など、ドイツ語から来ている。1人のELSI研究者(ヒント:このブログの著者の1人)は、初日の昼食の直前に8,800円の2日間スキーパスを失くしてしまった!しかし、日本の皆さんは思いやりがあり誠実なため、問題なく代わりのパスを発行してもらえた。スタッフが私たちのことを、不正行為をしているのではないかを疑うことは決してない。日本へようこそ!
もちろん、スキー以外にもたくさんのアクティビティがあった。セミプロの雪合戦トーナメントやオリンピックスキージャンプタワーの訪問なども観光アトラクションの1つだ。私たちはホテル内の美しい露天風呂にできるだけ入った。一日スキーをした後、リラックスするには温泉が最適だ。みんなで毎晩地元の居酒屋に行ったが、スキーをしたあとはものすごくお腹がすくため、居酒屋の前に近くのラーメン店で夕食前の腹ごしらえが必要な人もいた。最終日の夜、私たちは厳しい酒のテストを楽しんだ。もちろん食べ物もおいしかった。
スキーの2日目は天候や雪の状態に関してはあまり良くなかったが、最初の日に比べて腕は上がっていたので、それなりに楽しめた。私たちは最後までずっとスキーをしていた(ホテルへの最後のバスは午後4時だ)。ELSIの1人のメンバー(ヒント:このブログのもう1人の著者)は、最後にスキーを壊してしまった。徹底的に「温泉」に入り、居酒屋に行った後、スキー旅行をホテルのロビーでの楽しいカードゲームで締めくくった。
来年のスキー旅行の提案:一日外にいた後、温泉からの美しい景色を楽しむのにそう遠くに行く必要はないだろう。来年はより多くの人が参加することを願っている!