2016年9月16日(土)、日本地球化学会アウトリーチイベント、「惑星を小麦粉粘土で作ってみよう!」が、地球生命研究所(ELSI)のELSIギャラリーで開催され、小学4年生から6年生に参加していただきました。
初めに吉田教授から開会の挨拶があり、日本地球化学会とELSIなどについての説明がありました。
(写真)吉田教授
次に臼井研究員から地球、水星、火星についてのレクチャー、各惑星の違いなどの説明がありました。その後、小麦粉粘土を使った惑星の作り方が説明され、参加者は三つの惑星の中から好きな惑星を一つ選んで、制作に取りかかりました。
(写真)臼井研究員
最初に小麦粉に必要量の水を加え、小麦粉粘土を作ります。出来上がった小麦粉粘土を、各惑星のコア、マントル、地殻に必要な分量に分けて、三色の絵の具を使って着色します。
まず、惑星の中心部分のコアを作るため、小麦粉粘土を球状にします。次にコアをマントルで包み、最後にマントルを地殻で包みます。
(写真)コアをマントルで包みます。
最後に出来上がった惑星を糸を使って二等分し、各惑星のコア、マントル、地殻の大きさなどを見比べ違いを学びます。
(写真)惑星を糸で二等分にします。
今回は、一緒に来ていただいた保護者の方々も制作に参加していただき、楽しんでいただくことができ大変よいイベントとなりました。
今回のイベントを通して、地球を始めとする惑星や宇宙、そして科学について今まで以上に興味を持っていただけましたら幸いです。