東工大クロニクル No.528 (2019年3月31日発行)より転載


1月10日17時30分から本学大岡山キャンパス地球生命研究所 (ELSI)において、定員約百名の「ELSI ホール」を「Mishima Hall」(三島ホール)に名称変更することに伴い、同ホールに新たに銘板を設置し、除幕式が挙行されました。


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三島良直前学長と一緒に除幕(Photo credit: N. Escanlar/ELSI)

 

この度のホールの名称変更は、世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)の拠点として2012年度に採択され、世界から第一線級の研究者が集まる目に見える研究拠点の形成を進めているELSIへの、三島前学長の強いリーダーシップによる多大な支援への感謝の印として、ELSI全職員の希望により実現したものです。

除幕式では、益一哉学長及び廣瀬敬ELSI所長の挨拶に続き、三島良直前学長、益学長、廣瀬所長及びMary Voytek(メアリー・ボイテック)ELSIエグゼクティブディレクター・学長特別補佐による除幕の後、三島前学長から謝辞がありました。

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三島前学長による謝辞(Photo credit: N. Escanlar/ELSI)

 

式典は、ELSI国際シンポジウムに引き続き開催され、世界各国から集まった多くのシンポジウム参加者も見守る中、渡辺治理事・副学長(研究担当)も出席し、盛大に挙行されました。除幕式に続き、同ホールにおいて大田区雪谷の和太鼓集団「ゆきがや太鼓」による記念演奏会が行われました。

 

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ゆきがや太鼓による記念演奏 (Photo credit: N. Escanlar/ELSI) 和太鼓の演奏を鑑賞する(左から)益学長、三島前学長、廣瀬ELSI所長、ボイテックELSIエグゼクティブディレクター・学長特別補佐 (Photo credit: N. Escanlar/ELSI)

 

本学環境・社会理工学院の塚本由晴教授がデザインしたこのホールは、ELSIはもちろん学内の他部局にも積極的に利用されています。これを機会に、さらに三島ホールがELSIをはじめ、全学で広く活用されることを期待します。

地球生命研究所